海外「非の打ちどころがないパフォーマンス」『そして父になる』がカンヌで審査員賞受賞

  • 2017/9/17
  • 12

カンヌで審査員賞を受賞

出生時に子供が取り違えられた二家族の苦悩や葛藤を描いた是枝裕和監督の映画『そして父になる』。

本作は2013年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員賞を受賞した。

主要キャストは福山雅治、尾野真千子、リリー・フランキー、真木よう子。

via:http://eiga.com/movie/58060/

海外の反応

是枝の作品はどれも優しい。そして構成がしっかりしている。

静かな苦悩、静かな葛藤、家族とは何か、考えさせられた。

2つの家族が違い過ぎた。私がこの親だったら子供に物心がつく6歳まで育てたら、さよならをする選択肢はない。
自分の血の繋がる本当の子供にも悲しい思いをさせたくない。
これからお互い家族ぐるみで仲良くして、時間と思い出を共有して2人を見守っていきましょうということになるかな。

大げさに叫ぶこともなく、悩みながらも淡々と時間が過ぎてしまう感じがとてもリアルだった。

これが是枝リアリティ。

キャストのパフォーマンスには非の打ちどころがない。

とても細やかに演出されて、繊細に演じられている。

産みの親と育ての親、どちらが大事?
答えは両方。

福山が演じたエリート志向で体裁ばかりのダメな父親が段々変っていく姿に心打たれた。

ハートブレイキングでありハートウォーミングなストーリー。

私は日本の映画大好き。
この映画はぐっと観客を引き込み、まるで当事者のような感覚にさせてくれる。

人生のいたずらに翻弄される家族。何が正しい選択かなんて、考えても答えはない。

子供を演出させて、是枝の右に出る者はいないだろう。

この映画は見逃さない方がいいぞ。

昔は赤ちゃんの取り違えってよくあったらしいよね。今では考えられないけど。

交換してお互いの産みの親のもとで生活すると、意外と血のつながりを感じて嬉しくなって、育てた子供に対して罪悪感を感じたり、セリフにない親たちの苦悩が見えて苦しかった。

一人っ子で寂しかった子が兄弟ができて嬉しそうだった。

「そして父になる」は観客と感情レベルで繋がることができる作品。

けいたは自分の父親が自分の出来の悪さを不満に思っていることを感じてた。とても寂しい家族だったが、この件をきっかけに本当の絆が生まれた。なんて皮肉な話だろうか。

是枝は子供の話をもっと撮ると良いと思う。

カンヌでは素晴らしい評価を得た。

この作品は是非お勧めだよ。

演技は静かでながらとてもパワフルだと感じた。

6歳という微妙な年齢も良かった。

ペーシングが素晴らしい、一つのシーンをどれだけ長く映すか、絶妙に丁度いい塩梅で編集されていた。
遅すぎるぐらいに見えるが、それがリアリティとなっていた。

なんて苦しい決断なんだ。
この二家族にとても同情した。

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みんなのコメント

  1. 名前: : 投稿日:2017/09/17(日) 12:21:20 ID:gwODAxMTM

    福山側からはハッピーエンドに終わったけど、あの子供は父親に一度捨てられたとずっと覚えている。あの子供は表向きは許していたけど内心はモヤモヤ抱えて生きていく

    (8) (0)
  2. 名前:deleted : 投稿日:2017/09/17(日) 12:23:19 ID:Q4MzczNTQ

    kore eda
    Korea da!

    (1) (19)
  3. 名前:名無しさん : 投稿日:2017/09/17(日) 12:45:43 ID:c5NDU4OTU

    どこがいいのこの映画?
    クソ映画の部類でしょこんなもん

    (2) (16)
  4. 名前:名無しさん : 投稿日:2017/09/17(日) 13:42:34 ID:gwNjYyNzc

    子供の感情が描かれてなくて違和感があったなぁ

    (2) (9)
    • 名前:名無しさん : 投稿日:2017/09/17(日) 15:23:04 ID:c0MTU2Njc

      描かれてたでしょ
      見落としすぎ

      (9) (2)
  5. 名前:名無しさん : 投稿日:2017/09/17(日) 13:47:46 ID:QxMDY5MTk

    心理描写は丁寧だったけど
    画面が暗くて見づらかった
    日本映画はきれいに光を回す努力をせずに
    顔面黒つぶれ映像を平気で出してくるよね

    (4) (2)
  6. 名前:名無しさん : 投稿日:2017/09/17(日) 14:43:33 ID:U4OTgzMzI

    あの頃は、福山がこんなに落ちぶれるとは予想だにw

    (2) (7)
  7. 名前:名無しさん : 投稿日:2017/09/17(日) 16:36:50 ID:U3MzYwNjA

    昔、清水由貴子主演の昼ドラで、こういう取り違えがテーマのやってて凄く良かったな。
    丁寧に丁寧に描いていて。
    清水の演技も凄く良くて、こんないい女優さんだったんだと思ったなあ。
    亡くなって残念だった。

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  8. 名前:名無しさん : 投稿日:2017/09/17(日) 21:11:04 ID:M0NTczNDU

    子供の頃そんな内容の少女マンガ読んだな

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  9. 名前:名無しの権兵衛 : 投稿日:2017/09/18(月) 15:05:14 ID:g1MDYwMjY

    取り違えといえば「赤い運命」だろ。検事(宇津井健)の娘(山口百恵)と容疑者(三国連太郎)の娘(秋野暢子)が取り違えられる話。

    (0) (0)
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  11. 名前:名無しさん : 投稿日:2017/09/21(木) 01:32:05 ID:A5MDg5Mjc

    島崎の娘

    (0) (0)
  12. 名前:名無しさん : 投稿日:2017/12/01(金) 21:01:50 ID:AwMzY2MDE

    尾野真千子がぞわぞわするほどうまかった。助演女優賞が彼女にいかず、真木よう子にいったのは、不思議だったな‥。

    (0) (0)

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